DITAヘの取組み

DITAヘの取組み

DITA(Darwin Information Typing Architecture)は、情報の作成・管理・配布のためのXMLに基づいたアーキテクチャです。IBMが開発してコミュニティに寄贈後、OASIS(構造化情報標準促進協会)によって仕様の策定が続いています。 マーケティング資料、手順書、顧客とのコミュニケーションなど、さまざまなドキュメンテーションの規格として高く評価され、SAP、Oracle、Amazon、Apple、Dell、Adobe Systems、Intel、Ciscoに代表される海外の先進的な企業の多くが採用し、またパイロット導入を始めています。

なぜDITAを推進するのか

製造業において、マニュアル(取り扱い説明書)は顧客との最も確実なコンタクトポイントです。インターネット登場以前には印刷物でしか提供できなかったマニュアルは、インターネットを通じてPCやさまざまなデバイスで提供できるようになりました。配布に大きな効率化をもたらすとともに、今後は質的な変革の可能性をもたらします。顧客とのソーシャルなコミュニケーションが可能になることで、マニュアルそのもののあり方が変わります。マニュアルは顧客との密接な関係を構築するカスタマーエクスペリエンスを提供するものに変わり、顧客から得たナレッジは、企業内で次のマーケティングや製品開発のアクションに有効に活用されるようになります。

XMLを意識しない業界・業務特化のテンプレートベースのDITAソリューションを開発。さらにクラウド化することで、初期コストの低減により、採用企業が拡大します。

DITA普及の課題
  • DITAによるドキュメント制作は従来のDTPなどとは全く異なる方式であり、DITAの導入はドキュメント制作過程の革新を伴う。それ故に大きなシステム初期投資が必要であり、採用には大きな決断が必要
  • DITAを一から始めるには専門的な知識が必要。
DITAの目的:
  1. 多言語(グローバル化)への対応
  2. 製品開発プロセスの変化への追従
  3. 制作コストの削減
  4. オンラインでのテクニカルパブリッシング
  5. 顧客と企業をつなぐ新しいナレッジ活用

DITAは従来のDTPとはまったく異なるドキュメント(マニュアル)制作の手法です。5年後には、企業内の技術文書のほとんどがDITAで管理されるようになると言われています。前述のとおり海外の主要ベンダーのほとんどが全社的な導入やパイロットを開始しており、国内でも大手自動車メーカー、家電メーカーが採用を始めています。しかし、制作におけるプロセスの変革と大きなシステム投資を伴うため、中堅・中小のメーカーには導入しづらいのが実情です。

ナレッジオンデマンドでは、DITA独特のライティング手法やプロセスによる導入障壁を軽減し、システム投資額を下げる取組みをはじめています。

smart DITAコンセプトのツールを提供します

smart DITAとは、テンプレートベースのDITA導入のコンセプトです。DITAのメリットをより多くの人たちが享受できるよう、対象製品や技術にマッチしたテンプレートを選択することで、DITAベースのライティングやコンテンツ管理、コンテンツの配布が容易にできる仕組みを提供します。
実際の製品としては、Confluenceを、テンプレートベースのDITAオーサリングツールとして利用するためのプラグイン「smart.DITA for Confluene」を用意しています。今後、DITAの敷居を下げるためのさまざまなツールを提供していく予定です。

  • 業界・業種・製品の種類に応じたテンプレートを用意し、難しかったXMLベースのライティングを容易にします。ライティング時にはXMLのタグを意識することなく、本来大切な内容に集中してライティングを行うことができます。
  • 既存のCCMS製品と連携することで、すでに運用が始まっているDITAプロジェクトでも、DITAのライティングの敷居を下げるソリューションとして適用することができます。

製造業・サービスを支えるDITAの将来

ナレッジオンデマンドは、これから企業に起こりうるさまざまな変化に対応可能な、DITAベースのドキュメント技術を提供していきます。

製造業の変化への追従
製造業においては、昨今では3D CAD、3Dプリンターの急速な普及に代表されるように、設計、製造に関する技術は急速に進歩しています。またPLM(製品ライフサイクル管理)の浸透によって、製品開発期間の短縮、生産工程の効率化、顧客の求める時期に製品の市場投入が行えるようになりつつあります。
しかし、テクニカルパブリケーションは、いまだ旧態依然とした作成・管理手法を採用しています。設計部門からの情報を、正確に製造の各プロセスに伝えることが、本来のドキュメントの目標。それができていれば、マニュアルの製造も品質、スピード、コスト面で目的を達成できます。
さらに製造業のグローバリゼーションに、多言語対応は必須です。コンテンツの見える化、部品化をはかることで、製品のリソースやドキュメントの翻訳のコスト削減、効率化(リードタイム短縮)を実現できるのです。

ソーシャル時代のCS(顧客満足)向上
スマートデバイスの普及により、ネットにおける顧客とメーカー、そして顧客同士のソーシャルな繋がりはより強いものになっていきます。魅力ある製品の開発やサービスの満足を得るためには、ソーシャルなネットワークにおける顧客とのコミュニケーションから、顧客の声を拾うこと、そしてカスタマーエクスペリエンスを提供することが重要です。製品に関するナレッジ、顧客からのナレッジを全社で共有することで、マーケティング、企画、開発、マニュアル、販売、サポートの活動に生かしていくことが可能となります。DITAは、ナレッジ共有のハブとなりうる規格です。

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